スペック表
浄化槽 | 浄化槽-5型 |
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メーカー | ニッコー |
処理方式 | 担体流動生物ろ過循環方式 |
種類 | 合併処理浄化槽 |
人槽 | 5人槽 |
総容量 | 2.105㎥ |
固液分離貯留槽 | 0.751㎥ |
嫌気ろ床槽 | 0.750㎥ |
担体流動槽 | 0.378㎥ |
生物ろ過槽 | 0.127㎥ |
処理水槽 | 0.084㎥ |
消毒槽 | 0.015㎥ |
日平均汚水量 | 1.0㎥/日 |
放流水BOD | 10mg/L |
BOD除去率 | 95% |
ブロワ風量 | 60L/min |
ブロワ対応機種 | FP-60N (タイマー内蔵品) |
マンホール | Φ600x2 |
躯体材質 | FRP(ガラス繊維強化プラスチック) |
各槽の役割
●固液分離貯留槽
汚水に含まれる大きな固形物や油脂を固液分離し、貯留する工程が行われます。
さらに、脱窒処理を通じて窒素を除去し、有機物の分解と除去も併せて実施されます。
●嫌気ろ床槽
汚水がろ材を通過する際に固形物の分離と嫌気性バクテリアの働きにより有機物の嫌気性分解除
去と脱窒処理が行われます。
●担体流動槽
担体流動槽は2槽に分割された構造となっており、底部で連通しています。
いずれともブロワでばっ気攪拌され、担体に付着したバクテリアにより有機物の酸化分解と窒素成分の硝化が行われます。
●生物ろ過槽
ろ材に付着したバクテリアの働きにより、汚水中の有機物などの分解除去・窒素成分の硝化が行われるとともに、浮遊物質(SS)を捕捉します。
●処理水槽
生物ろ過槽からの水を一時的に貯留し、処理水エアリフトポンプにより消毒槽へ揚水します。また移送ポンプにより、日平均汚水量の約3倍(浄化王)の水量で固液分離貯留槽へ常時循環します。更に1日に5回、夜間に実施される逆洗時には逆洗水を固液分離貯留槽へ移送します。
●消毒槽
塩素剤で消毒し、放流します。
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