こら!新米!点検が終わったらマンホールの向きを揃える!
どうしてですか?
よし!どうして浄化槽のマンホールの向きを揃える必要があるのか?
その理由について順番に見て行こうか。
こんにちは、浄化槽管理士歴10年 浄化槽管理士の浄島ジョータローです。
今回は、浄化槽のマンホールの向きを揃える3つの大事な理由について解説します。
初めは誰でも浄化槽を点検することで頭がいっぱいになってしまうので、
蓋の向きまで気が回らないかもしれません。
- 「そうそう。水質を計って、ガス抜きをして、ブロワの確認…。」
- 「保守点検記録票を記入して…。」
- 「年間の維持管理代金の集金をして…。」
など、
浄化槽の点検業務は『やる事が多すぎる!!』と感じる新人の浄化槽管理士さんもいるでしょうね。
この記事で、なぜ浄化槽の蓋の向きを揃える必要があるのか理解できます。
浄化槽の蓋の向きを揃える大事な3つの理由
浄化槽の点検が終わったら蓋を閉めますが、予め揃える蓋の向きを決めましょう。
揃える向きは『あなた』が自由に決めて大丈夫です。
では、なぜ蓋の向きを揃えるのか?
理由その① 作業の効率化。
2つ目の理由は、点検作業を効率よく進めるためです。
マンホールの向きを揃えることで、点検や清掃作業の際に蓋の開閉がしやすくなります。
同じ方向から作業を始めることができ、作業がスムーズに進みます。
理由その② 誰かが蓋を開けたことに気付ける。
1つ目の理由は、自分が決めた方向にマンホールの向きを揃えておけば、点検に来た時に
自分以外の誰かが蓋を開けた形跡に気付けるからです。
もしも、前回の点検後に汲み取り清掃の手配をしていれば、蓋の向きが変わっていれば、清掃業者さんが汲み取りの実施に来たんだな!そう言えば清掃の手配したね^^っと気付けます。
または、お客様が自分で浄化槽の中を確認した可能性なども考えられます。
蓋の向きを揃えることで気付けることがあります。
小口径桝の蓋の向きも揃えましょう。
もし蓋の向きが変わっていたら、ハウスメーカーさんの定期点検があったのかもしれません。
ハウスメーカーさんは小口径桝の蓋を開けて排水系統を確認します。
排水管の汚れ具合をみて、高圧洗浄サービスなどを案内するためです。
理由その③ お客様への印象が良くなる。
3つ目の理由は、お客様への印象です。
浄化槽の点検をさせていただいた後に、蓋の向きが揃っていたらお客様はどう感じるでしょうか?
マンホールの蓋が一定方向に揃っていると、見た目が整然となり美観を保つことができます。
お客様の心理として、マンホールの蓋の向きが揃っているだけで、浄化槽がしっかりと管理されているという印象を与えます。
浄化槽の蓋の向きが揃っていない場合は、例え丁寧に浄化槽の点検を行っていたとしても、お客様の心の中では、ちゃんと維持管理されていないのではないか?と悪い印象を与えてしまいます。
マンホールの蓋の向きを揃えるだけで印象が良くなるのであれば、やった方がいいですよね。
まとめ:浄化槽のマンホール蓋の向きは揃えよう!
今回は浄化槽のマンホール蓋の向きを揃えることの大事な理由について解説しました。
蓋の向きを揃えるだけで、これだけのメリットがあります。
上記が浄化槽マンホールの蓋は向きを揃えるべき!浄化槽管理が教える3つの理由です。
まずは浄化槽の点検が終わったら、しっかりと蓋の向きを揃えましょう!
わかりました。
さっそく実践していきます。
良いね!細部に神様は宿るぞ。
この記事が少しでもあなたのお役に立てたら喜びます。今回の記事が参考になった!良かった!と思っていただけたら、ぜひ他の人にも教えてあげてください。どうぞよろしくお願いいたします。
以上、ジョータローでした!
コメント