浄化槽の点検に来たのですが、マンホールロックが回せません。
どうすればいいでしょうか?
工具は何を使ってるんだい?
浄化槽のマンホールロックを回す際に、どんな工具を使って開けるかは重要です。
この記事では、マンホールロックを回すために適した道具の解説と、マンホールロックの交換方法ついて詳しく解説していきます。
適切な工具を選定して、効率よく点検しましょう。
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道具選びのポイント
マンホールロックを回す道具については、
浄化槽管理士によって使いやすいと感じる道具の好みが分かれるところですが、
やはり浄化槽マンホールのロックピンに適した道具を選びたいですね。
平バール
おすすめ度:☆☆☆☆★
平バールはマンホールロックを回すには適していないですね。
マンホールロックのネジ山がえぐれてしまいロックピンが回せなくなってしまいます。
浄化槽の蓋を持ち上げる時は役立ちます。
マイナスドライバー
おすすめ度:☆☆☆☆★
マンホールロックを回すには適していないですね。
手鉤(テカギ)
おすすめ度:☆☆★★★
手鉤はベテランの浄化槽管理士さんが愛用していることが多いです。
持ち手の下部にマンホールロックを回すための金具を取り付けたりします。
使い慣れるまでに時間がかかります。
浄化槽の蓋を持ち上げる時もバランス感覚が難しいです。
コインドライバー
おすすめ度:☆★★★★
マンホールロックを簡単に回すことが出来ます。
ただ、短い工具なのでロックピンを回すためにしゃがみ込む必要があります。
JOJO(浄島ジョータロー)スペシャル
おすすめ度:★★★★★
わたくしジョータローの自作工具です。
高いお金を支払って用意した工具を、点検中に浄化槽内に落としてしまったら悲しくなりますよね。
でもJOJOスペシャルは違います。
超低コストで自作可能です。
ワッシャー1枚・タップビス1本・13mm塩ビパイプ・13mmソケットがあれば作れます。
余り物の端材を活用して作るイメージです。
金属工具と違って軽いので扱いやすいですよ。
しかもお好みの長さに調整できるので、ロックピンを回す際に、腰を曲げたり、屈みこんだりする必要もありません。
万が一、浄化槽に落としてしまっても費用面のダメージは軽微です。
ぜひ作ってみてください。
浄化槽 マンホールのロックピンを交換する方法
ネジ山がなくなってしまったロックピンは新しいものに交換しましょう。
マンホールを裏返す
ロックピンの返し部分をカラスプライヤーで挟み潰す
カラスプライヤーでロックピンの抜け防止になっている返しの部分を掴みます。
カラスプライヤーに力を込めて、抜け防止の返し部分を挟み潰します。
ロックピンを抜き取ります
これで簡単にロックピンが取り外せます。
ロックピンが外せました。
新しいロックピンを押し込む
あとは新しいロックピンをマンホールの表側から差し込めば完了です。
ロックピンの交換が出来ました。
まとめ
浄化槽の点検に使う道具は、しっかり選定して効率よく点検できるようにしていきましょう!
マンホールのロックピンも簡単に交換できるので、ネジ山が潰れていたら交換しましょう。
以上、ジョータローでした!
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