新米くん
ジョータローさん。
フジクリーンのCA-5の点検ポイントについて教えてください。
ジョータロー
じゃぁ、CA型の点検ポイントについて解説するよ。
こんにちは、浄化槽管理士歴10年 浄化槽管理士の浄島ジョータローです。
今回は、フジクリーン 浄化槽 CA-5型の点検ポイントを解説します。
CA型 点検ポイント
ジョータロー
他の記事でCA型の満水解消の解説をしていますので参考にしてください。
オリフィスの点検と掃除
放流エアリフトポンプのオリフィスを点検します。
ユニオンを緩めてから配管を外し、オリフィスを確認しましょう。
オリフィス部分を清掃して汚れを取り除きます。
放流エアリフトポンプの点検
放流エアリフトポンプを点検します。
透明管で優しく差し込んでSSなどを剥離します。
汚泥移送エアリフトポンプと循環エアリフトポンプ
ジョータロー
CA型を点検するとき、循環バルブと移送バルブの目盛りを100％にした時に、
エアリフトポンプの縦管に生物膜が付着して水が上がってこない場合があります。
新米くん
循環の方は勢いがいいですが、汚泥移送はシュコーシュコーなってますね。
なんか詰まってる感じの音ですね。
ジョータロー
縦管に生物膜が付いてるからだろうね。
エア配管を外して確認しよう。
汚泥移送バルブの目盛りをゼロにします。
ユニオンを外します。
エアー配管を引き抜きます。
新米くん
ぬめぬめです！！
ブラシなどで生物膜を落として綺麗になったら配管を元の状態に戻します。
新米くん
汚泥移送も勢いよく流れるようになりました！
スペック表
| 浄化槽 | CＡ-5型 |
|---|---|
| メーカー | フジクリーン |
| 処理方式 | 接触ばっ気循環方式 |
| 種類 | 合併処理浄化槽 |
| 人槽 | 5人槽 |
| 総容量 | 1.513㎥ |
| 沈殿分離槽 | 0.317㎥ |
| 嫌気ろ床槽 | 0.600㎥ |
| ピークカット部 | 0.120㎥ |
| 接触ろ床槽 | 0.296㎥ |
| 処理水槽 | 0.165㎥ |
| 消毒槽 | 0.015㎥ |
| 日平均汚水量 | 1.0㎥／日 |
| 放流水BOD | 20mg／L |
| BOD除去率 | 90％ |
| ブロワ風量 | 60L／分 |
| ブロワ対応機種 | CAB5 |
| マンホール | Φ450ｘ2 |
| 躯体材質 | FRP（ガラス繊維強化プラスチック） |
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