新米くん
ジョータローさん
KGF型のメッシュボードを押さえてる塩ビパイプが外れてます。固定していたネジが腐食してます。リベットで固定したいのですが、上手くいきません・・・
ジョータロー
わかったよー。
やり方を解説するね。
こんにちは、浄化槽管理士歴10年 浄化槽管理士の浄島ジョータローです。
今回は、KGF型の生物ろ過槽のメッシュボードを押さえている塩ビパイプが外れてしまった時の対処法について解説します。
- 「リベットで固定したいけど、うまく工具が入らない…」
- 「何度もやり直す羽目になって面倒臭い・・・」
- 「結局、ステンレスのネジとナットで固定してる・・・」
など、
新人の浄化槽管理士さんが、塩ビパイプを固定し直すのは時間がかかってしまうかもしれません。
そこで今回は、固定部材の取り付け方法について解説します。
ジョータロー
まずは腐食したネジとボルトを取り除きます。
新米くん
完全に朽ち果ててますね・・・
新米くん
腐食したネジを除去しました。
ジョータロー
ヒッパーと樹脂リベットを準備します。
ブロワーのコンセントプラグを抜いてばっ気を止めましょう。
ジョータロー
この状態でリベットをセットすると固定しやすいです。
ジョータロー
隔壁の既存の穴にリベットを通して固定します。
写真のように横向きにヒッパーをセットすると作業しやすいです。
新米くん
樹脂リベットで固定出来ました!
ジョータロー
処理水槽側からリベットを差し込んで固定します。
新米くん
処理水槽側からなら固定しやすいですね。
おわり
今回はKGF型の生物ろ過槽のメッシュボード押さえが外れていた時の対処方法について解説しました。
腐食したネジとナットは除去して、樹脂リベットなどで固定し直しましょう。
「苦労して苦労して積み上がっていった人間のほうがいい仕事をする」
これは江戸筆職人の亀井正文の言葉です。
職人の技術が長年の努力と経験によって磨かれることを示しています。
浄化槽がどんな状態であっても落ち着いて対応できるよう頑張っていきましょう。
この記事が少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。
以上、ジョータローでした!
コメント