あぁ!!
浄化槽にマイナスドライバーを落としちゃった・・・
ど、どうしよう・・・
新米くん。
浄化槽を点検する時は、スラブの上に工具を置かない方がいいぞ。
す、すいません。
うぅ・・・買ったばっかりだったのに・・・
しゃーないな。回収する方法を教えるよ。
こんにちは、浄化槽管理士歴10年 浄化槽管理士の浄島ジョータローです。
浄化槽の点検をしていたら、浄化槽に工具を落としてしまった!ってことありますよね。
- 「買ったばっかりのドライバーを落としちゃった!」
- 「お気に入りで使っていたバールを落としちゃった!」
- 「ぎゃー!スマホ落とした!」
など、
うっかり浄化槽に工具を落としてしまった時の回収方法が分からない浄化槽管理士さんのために、
今回は、浄化槽に落としてしまった工具の回収方法について解説します。
工具の回収方法について
どうやって回収するんですか?
ま、まさか浄化槽に手を突っ込むとか・・・
あはは。違う違う。
そうやって回収したこともあるけどなww
今回お伝えする回収方法は、金属工具に有効です。
残念ながら、ゴムパッキンやユニオンなど金属以外の材質のものは回収することが出来ません。
ですが、金属製のものであれば高確率で回収可能です!
浄島式 サルベージツール
なんですか?このゴミ・・・
ご、ごみ・・・
これが究極の浄島式サルベージツールだ!
まぁ、ブロワーの磁石だなw
こいつの威力を今から見せてやるぞぉ。
工具を落とした辺りに磁石を垂らしていく・・・
お!手応えあり!
うわっ!こんなにあっさり回収できるなんて!びっくりです!
こんな感じで、金属製の工具であれば回収できるので、ぜひ作り方も参考にしてください。
サルベージツール(回収道具)の作り方
簡単に作れます。
材料その① – 振動子
私が材料に使ったのは、故障して廃棄する予定だったブロワー(MAC80)から抜き取った振動子(通称:ロッド)です。
振動子(通称:ロッド)は2個使っています。
EP80などのロッドでも良いと思います。
同じ形状のロッドが2個あれば問題ありません。
材料その② – アース線
アース線も、廃棄予定のブロワー(EP80EL)に付いていたアース線です。
浄化槽の深さが目安ですので2m程度あれば十分です。
作り方
写真のように、アース線をネジ固定する金具部分の穴に、ロッドの全ネジ棒に通してアース線を2つのロッドで挟んで固定しただけです。
ブロワの磁石がかなり強力なので、アース線はしっかり固定されます。
アース線も1本だけでは浄化槽の底部までは届かないので、必要に応じて用意した2本のアース線を結んで約2mになるようにしただけです。
捨てる予定だったモノを再利用して作った道具なので、費用はかかりません。
まとめ
今回は、廃材を利用した金属工具の回収ツールを紹介しました。
誰でも簡単に作れますので、是非作って試してみてください。
さすがに、この回収道具でスマホを回収したら、磁気でスマホは壊れちゃいますかね^^;
それでも試してみる価値はあるかもしれません。
この記事があなたのお役に立ってくれたら嬉しいです。
以上、ジョータローでした!
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